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プレスリリース

プレスリリース2020.7.1

Linux技術者認定「LinuC(リナック)」と連携するKubernetes技術者認定に「Certified Kubernetes Security Specialist(CKS)」を追加
- 普及が進むクラウドにおいて重要性が高まるコンテナ環境のセキュリティニーズに対応 -

報道関係各位

Linux技術者認定「LinuC(リナック)」と連携するKubernetes技術者認定に「Certified Kubernetes Security Specialist(CKS)」を追加
- 普及が進むクラウドにおいて重要性が高まるコンテナ環境のセキュリティニーズに対応 -

オープンテクノロジー技術者認定機関として「Linux技術者認定 LinuC(リナック)」などを実施する特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(以下:LPI-Japan、東京都千代田区、理事長 鈴木 敦夫、https://lpi.or.jp )は、この度、The Linux Foundation(以下:Linux Foundation)のAuthorized Certification Partnerとして、CKA試験、CKAD試験に加えて「Certified Kubernetes Security Specialist(以下:CKS試験)」およびそのe-Learning教材の提供を7月1日より開始することを発表します。

LPI-Japanは、Linux Foundation(注1)のAuthorized Certification Partnerとして、2020年12月よりKubernetes技術者認定試験であるCKA試験、CKAD試験、および学習教材の日本における提供を行い、認定を通じたクラウドネイティブ技術者の育成を共に推進しています。

この度、LPI-Japanは、この2試験に加え、Kubernetes(注2)のセキュリティスペシャリストの認定試験である「Certified Kubernetes Security Specialist(以下:CKS試験)」およびそのe-Learning教材の日本における提供を行い、日本での技術者拡大と学習環境の整備を行います。

CKS試験は、コンテナベースのアプリケーションやKubernetesプラットフォームの構築、デプロイ、ランタイム時のセキュリティを確保する能力、およびプロフェッショナルな環境でこれらのタスクを実行できる能力を証明するための認定試験です。また、受験者は、CKS試験を受験する前に、Certified Kubernetes Administrator(CKA)試験を受験して合格している必要があります。一方、LinuCレベル1/レベル2 のバージョン10.0は、Linuxシステムや仮想化・コンテナ技術をはじめとした、クラウドネイティブ技術の学習に必要な基本知識を多く含み、事前に取得しておくことでクラウドネイティブ技術の仕組みを効率よく学ぶことができる認定です。

LinuCレベル1/レベル2 のバージョン10.0、OPCEL認定、HTML5プロフェッショナル認定に加え、 Kubernetesの認定を取得することにより、オープンテクノロジーの活用が必須となったクラウド環境において、価値の高いクラウドネイティブ技術者となることが可能です。

【CKS試験の概要/受験申込方法】https://lpi.or.jp/k8s/exam/
・受験チケット(クーポンコード)購入ページ:https://k8s.stores.jp/
・受験可能な言語: 英語

【CKS試験対応e-Learning教材の概要】https://lpi.or.jp/k8s/training/
・教材(クーポンコード)購入ページ:https://k8s.stores.jp/
・学習可能な言語: 英語

【LinuC Version 10.0 の概要】https://linuc.org/linuc/levels.html
【OPCEL認定の概要】https://opcel.org/
【HTML5プロフェッショナル認定の概要】https://html5exam.jp/

図1)オープンテクノロジーのキャリアマップ
LPI-Japanは、IT技術者の本質的技術力を育むための指針として「オープンテクノロジーのキャリアマップ」を作成しその活用を推進しています。本キャリアマップに沿って認定を取得することによりクラウド・DX時代に対応できるクラウドネイティブ技術者の育成を図ることができます。

■The Linux Foundation 日本担当バイスプレジデント 福安徳晃氏のコメント
日本のオープンテクノロジー技術者の育成で豊富な実績を持つLPI-Japan様が、今回新たにKubernetesセキュリティスペシャリストとしてのスキルを証明する「Certified Kubernetes Security Specialist (CKS)」の提供を開始されたことを大変嬉しく思います。昨年12月、LPI-Japan様の認定ラインアップにKubernetes技術者認定試験が加わり、クラウドネイティブ技術者の育成で協力して参りました。
オープンソーススキルに関する雇用とキャリア動向について調査したOpen Source Jobs Report最新版は、クラウド/コンテナ分野のスキルに対する需要が引き続き伸びておりコロナ禍においてもこの分野の人材へのニーズが堅調であるとレポートしています。クラウドテクノロジーがますます浸透するにつれ、そのセキュリティは不可欠であり、専門知識を備えるエンジニアへの需要も増えていくことが見込まれます。今後も求められるスキル習得の機会を支援できるようLPI-Japan様と連携してまいります。

注1)The Linux Foundationについて
2000年に創設されたThe Linux Foundationは、Linux創始者のLinus Torvaldsが所属する機関であり、Linuxカーネルの開発活動を保護・促進できる中立な団体として、資金援助、知的資源、インフラ、サービス、イベント、トレーニングなどを通じ、オープンソース コミュニティへの比類ない支援を提供しています。The Linux Foundationとその傘下のプロジェクトが協力し、共有技術を開発するための大規模で確実な投資を生み出しています。
https://www.linuxfoundation.jp/

注2)Kubernetesについて
Kubernetesはクラウドを含めた仮想空間におけるオペレーティングシステムのような機能を果たします。多くのパブリッククラウドがKubernetesのマネージドサービスを提供し、ベンダーのサービスと連携した使いやすい機能を提供しており、Kubernetesは業界のグローバルデファクトスタンダードとなっています。

報道関係者お問い合わせ先

LPI-Japan事務局
電話番号 03-6205-7025
E-mail press@lpi.or.jp

LPI-Japanについて

LPI-Japanは、日本での Linuxの技術力認定試験の普及とITプロフェッショナルの育成のため2000年7月に設立され、現在は対象を広げOSSのデータベースソフトウェアやクラウドソフトウェア、HTML5のプロフェッショナル等のオープンテクノロジーの認定試験を実施するNPO法人です。
LPI-Japanは、オープンテクノロジーの分野のITプロフェッショナルの技術力の認定制度を中立公正な立場で公平かつ厳正に運営することを通じて、ITプロフェッショナルの育成、さらにはオープンテクノロジーに関連するビジネスの促進に寄与する活動を展開しています。

LPI-Japanの概要

法人名 特定非営利活動法人 エルピーアイジャパン
所在地 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング9階
連絡先 TEL:03-6205-7025
e-mail:info@lpi.or.jp
設立 2000年(平成12年)7月28日
業務内容 IT プロフェッショナルのスキルの認定活動と OSS/HTML5等のオープンテクノロジー の普及・推進
役員 理事長 鈴木 敦夫
理事
菅沼 公夫 日本電気株式会社
中野 正彦 サイバートラスト株式会社
片桐 和宣 株式会社日立製作所
松下 文男 富士通株式会社
丸茂 晴晃
監事
寺本 振透 九州大学 大学院法学研究院教授

LPI-Japanプラチナスポンサー:
下記URLの「LPI-Japanプラチナスポンサー」は、LPI-Japanの活動に賛同・支援する企業です。
https://lpi.or.jp/sponsor/list/

LPI-Japanビジネスパートナー:
下記URLの「LPI-Japanビジネスパートナー」は、Linux/OSSマーケットの拡大に積極的に貢献する取り組みをしている企業です。
https://lpi.or.jp/bp/list/

LPI-Japanアカデミック認定校:
下記URLの「LPI-Japanアカデミック認定校」が、「LinuC」に対応した教育を提供しています。
https://lpi.or.jp/school/list/

LPI-Japan認定教材(LATM):
下記URLの「LPI-Japan認定教材(LATM)」は、「LinuC」の出題範囲に添って作成された教材として、LPI-Japanが認定した教材です。
https://lpi.or.jp/linuc1/book.shtml
https://lpi.or.jp/linuc2/book.shtml

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