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マスコミ掲載2007.05.08

Certification Magzine「Eye on Certification: Linux (Linux 認定試験の動向)」に掲載されました

Certification MagzineにLPIに関する記事が掲載されました。(2007年4月26日付 シニアエディタ Brian Summerfield)
翻訳(抜粋)を以下に掲載いたしました。 英語版(原文)はこちら


Linux 認定試験の動向


1991年に、当時は無名であったLinus Torvalds(リーナス・トーバルズ)が開始したオペレーティング システムであるLinuxは、おそらくIT業界においてもっともユニークなサクセスストーリーの1つといえます。
(Linuxは結果としてライバルとなったAndrew Tanenbaumが開発したもう1つのUNIX風オペレーティング システム カーネルに敬意を表して「リーナスのMinix」とも呼ばれています。)
USENETニュースグループを通じて自分の「趣味」を世界に公開したとき、トーバルズはヘルシンキ大学の学生でした。
それからずっと、トーバルズは自分のオープンソースの開発で利益を得ようとはしませんでしたが、(自叙伝『それがぼくには楽しかったから』がLinux現象に対する彼の見方を表しているように)、自身のオペレーティング システムがもたらした並外れた影響については十分に理解しています。
Linuxには何百という異なるディストリビューションがあり、IBMやヒューレット・パッカードといった企業が採用しています。
現在では世界中にLinuxの技術者や支持者がいます。LInuxを利用されている方は、この分野のトップの認定資格の概要をぜひ知っておくと良いでしょう。


LPI (Linux Professional Institute)

  LPI (Linux Professional Institute)は、Linuxや関連するツールおよび技術を使用する技術者の能力を認定するとともに、このオペレーティング システムを業務として採用することを促して支援するための認定プログラムを定めました。
この認定は、ベンダーやディストリビューションにまったく依存せず、Linux Standard Baseやその他の一般的に認められている事例の原則に基づいています。
 LPICレベル1(LPIC-1)は、Linuxのコマンド行での操作、ユーザーの支援、ユーザーの追加、定期保守の実施、ワークステーションの開発や設定などを対象としています。2つある認定試験の受験に前提条件はありません。
 101試験は、ハードウェアとアーキテクチャ、Linuxのインストレールとパッケージ管理、GNUとUNIXのコマンド、デバイス、Linuxファイル システム、ファイル システム階層標準、X Windowシステムを扱っています。
 102試験は、Linuxのカーネル、起動、初期化、シャットダウン、ランレベル、印刷、ドキュメンテーション、シェル、スクリプト、プログラミング、コンパイル、管理作業、ネットワークの基礎とサービス、セキュリティに焦点を当てています。

 また、LPICレベル2(LPIC-2)も用意されています。これは、中小規模のサイトの管理、LinuxとWindowsが混在する小規模ネットワークのプラン、実行、保守、セキュリティ保護とトラブルシューティング、作業アシスタントの監督および作業の自動化や購買の選択に関する管理のカウンセリングなどのスキルを確認するものです。この認定にも2つの試験があります。
  201試験は、Linuxカーネル、システムの起動とハードウェアを対象としており、202試験は、ネットワーキング、Webサービスやクライアント管理に関する内容を対象としています。

 最近加わったLPICレベル3(LPIC-3)は、LPI認定の最上位資格です。
この認定は「エンタープライズレベル」の技術サービスを提供するLinux技術者を対象としています。この試験は、このオペレーティング システムを使用している何百という技術者の意見と、世界的に指導的立場の企業からの情報を利用して作成されました。
LPIC-3プログラムでは、「LPICレベル3 Core」に認定されるための「LPIC Level3 301 Core Exam (301試験)」と、さらに「LPICレベル3 Specialty」に認定されるための、Security、High Availability and Virtualization、Web and Intranet、Mail and Messagingといった多くの専門試験があります。
(現在、LPIC Level3 302 Mixed Environment Exam (302試験)が実施されています。)
詳しくは、https://www.lpi.org/ をご参照ください。


この記事の続きは、 英語版(原文)をご覧ください。

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LPI-Japan事務局

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