FAQ

試験について

Q. 1. 認定Kubernetes管理者 (CKA-JP)試験はどのような認定試験ですか?
A. 認定Kubernetes管理者 (CKA-JP)試験は、Kubernetes管理者としてのスキル・知識・能力を持つことの証明となる認定取得のための試験です。試験はオンラインで提供され、マークシートなどではなくLinux上で実行されるコマンドラインで解決していく問題(パフォーマンスベース)で構成されています。
Q. 2. 認定Kubernetesアプリケーション開発者(CKAD-JP)試験はどのような試験ですか?
A. 認定Kubernetesアプリケーション開発者(CKAD-JP)試験とは、Kubernetesアプリケーション開発者に求められるスキルや知識、能力を持っていることの証明となる認定取得のための試験です。試験はオンラインで提供され、マークシートなどではなくLinux上で実行されるコマンドラインで解決していく問題(パフォーマンスベース)で構成されています。
Q. 3. 認定Kubernetesセキュリティスペシャリスト(CKS-JP)試験とはどのような試験ですか?
A. 認定Kubernetesセキュリティスペシャリスト(CKS-JP)試験とは、Kubernetesを扱うスキルがありコンテナベースのアプリケーションやKubernetesプラットフォームの構築・デプロイ・ランタイム時のセキュリティを確保するための幅広いスキルや知識、能力を持っていることの証明となる認定取得のための試験です。
試験はオンラインで提供され、マークシートなどではなくLinux上で実行されるコマンドラインで解決していく問題(パフォーマンスベース)で構成されています。
Q. 4. 認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイト(KCNA-JP)試験とはどのような試験ですか?
A. 認定Kubernetesクラウドネイティブアソシエイト(KCNA-JP)試験は、Kubernetesの基礎的な知識やスキルを理解し、プロフェッショナルなエンジニアを目指す人にとって最適な認定を取得するための試験です。CKAやCKADなどのパフォーマンスベースの試験とは異なり、多肢選択式試験となります。
Q. 5. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP、並びにKCNA-JP試験は、The Linux Foundationのページで確認できるCKA/CKAD/CKS、並びにKCNA-JP試験とどう違いますか?また、同じところはありますか?
A. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP、並びにKCNA-JP試験は、試験問題が日本語となる点でCKA/CKAD/CKS/KCNA(英語)と異なります。ただし、試験問題の内容や対象となるKubernetesのバージョン、認定の有効期間などについては、CKA/CKAD/CKS/KCNAと全く同じになります。
Q. 6. CKA-JPとCKAD-JP、並びにCKS-JPの英語版の試験を受験することはできますか?
A. LPI-Japan事務局までお問い合わせください。
Q. 7. 試験監督官(プロクター)とは何ですか?
A. 試験が始まる前に受験者のパソコンやウェブカメラ、マイクといった機器の状況だけでなく受験者の周囲の様子といった試験環境の確認を行うほか、ウェブカメラを使った本人確認などを行います。
Q. 8. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP並びにKCNA試験の受験料はいくらですか?
A. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP試験は、共に62,000円です。KCNA試験は40,000円となります。なお、これらの金額には不合格だった場合の再受験1回分の費用も含まれます。
Q. 9. パフォーマンスベースの試験問題とはなんですか?
A. Linux上で実行されるコマンドラインを用いて実際に解決をしていく問題形式です。制限時間2時間のうちに15問~20問に回答いただきます。
Q. 10. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP試験に向けた学習するための教材や研修コースなどはありますか?
A. あります。The Linux Foundationが開発したトレーニング教材がCKA-JP試験向け、CKAD-JP試験向け、CKS-JP試験向けにそれぞれあります
Q. 11. KCNA試験の受験に向けた研修コースなどはありますか?
A. あります。The Linux Foundationが開発したオンラインの研修コースがあります。
Q. 12. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP試験の合格ラインはありますか?
A. あります。
CKA-JPとCKAD-JPの場合、合格するには66%以上の正解率が必要になります。CKS-JPの場合は67%以上の正解率が必要になります。
Q. 13. KCNA-JP試験の合格ラインはありますか?
A. あります。
KCNA-JPの場合は、75%以上の正解率が必要になります。
Q. 14. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP試験並びにKCNA試験は、どこが開発しているのですか?
A. The Linux FoundationとCloud Native Computing Foundation (CNCF)によって開発されました。

受験の手続きについて

Q. 1. The Linux Foundation ID(LFID)とは何ですか?
A. The Linux Foundationが発行するIDで、The Linux Foundationが提供する試験の受験やトレーニングを利用するときに使うものです。
Q. 2. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP試験ならびにKCNA試験に、なぜLFIDとEDUCO-IDの2つが必要なのですか?
A. LF IDはCKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP試験ならびにKCNA試験の受験をするため、EDUCO-IDは受験者サポートを目的に受験結果をLPI-Japanでも共有をさせていただくためです。
Q. 3. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP試験ならびにKCNA試験の受験に必要な前提条件はありますか?
A. CKS-JPの受験には、CKA/CKA-JPの有効期限内の認定が取得済みであることが必要です。CKA/CKA-JPの認定取得前にCKS-JPの受験用クーポンの購入は可能ですが、受験日の予約をすることができません。
CKA-JPとCKAD-JP、ならびにKCNAの受験には、必要な条件はありません。
Q. 4. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP試験ならびにKCNA試験の受験日はいつですか?
A. The Linux Foundationが提供する「マイポータル」から、ご自身の都合の良い日時を指定して受験することができます。
Q. 5. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP試験ならびにKCNA試験の試験はどこで受けることができますか?
A. 自宅や職場の会議室など、インターネットに接続でき静かで周りに物がないような受験に適した場所で受験することが可能です。
Q. 6. 受験用クーポンとはなんですか?
A. 受験のための支払いが完了すると発行されるコード(英数文字)です。このコードをThe Linux Foundationにある各試験ページにある登録ボタンから登録することで受験の予約ができるようになりますが、それに先立って 「受験結果共有への承諾」をしていただく必要がありますのでご注意ください。
Q. 7. 受験用クーポンはどのように買いますか?
A. LPI-Japanが提供する購入サイトから購入することができます。支払いにはクレジットカードとコンビニ払いを利用することができます。
Q. 8. Kubernetes試験&トレーニングストアの商品の消費税の取り扱いを教えてください。
A. システムの仕様上税込み表記となっておりますが、Kubernetes試験&トレーニングストアの商品は非課税となります。
Q. 9. 受験用クーポンは、購入後何日くらいで手元に届きますか?
A. 受験用クーポンは、決済確認後5営業日程度を目処に電子メールにてお送りいたします。受験まで余裕を持ってご注文ください。
Q. 10. 受験クーポンに有効期限はありますか?
A. 受験クーポンが発行されてから1年以内にThe Linux Foundationのページから受験登録をしていただく必要があります。試験日の予約は、受験登録日から1年以内で設定ができます。受験クーポンの有効期限の設定はUTCを基準としています。日本標準時(JST)ではありませんのでご注意ください。
また、受験登録に先立って「受験結果共有への承諾」をしていただく必要がありますのでご注意ください。
Q. 11. 購入した受験クーポンのキャンセルはできますか?
A. 受験クーポンのキャンセルは、いかなる理由があってもお受けすることができません。
Q. 12. 受験結果共有への承諾とはなんですか?
A. すべての受験結果について、The Linux FoundationがLPI-Japanに共有をすることについての承諾です。この承諾をいただかないと受験することはできません。LPI-Japanは、受験者マイページでの試験結果の管理や各種お問い合わせへの対応に使わせていただきます。

受験の準備について

Q. 1. 受験に必要なシステム要件はありますか?
A. 最新版のchrome、マイク、Webカメラ(固定式でないもの)などがあります。詳細は、受験者ハンドブック(Cadidate Handbook)をご覧ください。
Q. 2. 接続回線に条件などはありますか?
A. 信頼できるインターネットアクセスが必要となります。接続を共有する場合には、帯域を大量に消費するファイル共有サービスや、動画の視聴、大容量ファイルのダウンロードなどを試験時間中に行わないようにしてください。
Q. 3. マイクとWebカメラは何に使いますか?
A. 試験監督官(プロクター)と試験開始前に本人確認をするときの会話に使います。Webカメラについては受験者の身の回りの環境確認のために周囲を写すよう要求する場合がありますので、可動できるものをご用意ください(ノートパソコンに備え付けのもので構いません)。
Q. 4. 必要な身分証明書とはどういうものですか?
A. 有効期限の切れていない顔写真付きの身分証明書が必要です。
利用可能な身分証明書
・パスポート(日本国政府発行)
・運転免許証(日本国政府発行)
・マイナンバーカード(日本国政府発行)


※詳細はこちらをご参照ください。
Q. 5. 受験に適した環境とはどういう状況ですか?
A. 机の上に何もない、壁面にポスターなどがない、監督官が受験者の顔が確認できる周囲の明るさ(背後が明るくない)など、いくつか条件があります。詳細は受験者ハンドブック(Candidate Handbook)をご覧ください。

受験のルール

Q. 1. 受験日の設定はどうやりますか?
A. The Linux Foundationの「マイポータル」にログインして行います。ログインすると受験登録済みの試験名が確認できますので、選んで手続きを進めます。受験予約日の設定は、受験登録日から1年後の前日(*)までとなります。なお、UTCを基準としており日本標準時(JST)ではありませんのでご注意ください。
*1年後の前日、とは
(例えば)2021年3月15日の場合は、1年後である2022年3月15日の前日である3月14日を指します
Q. 2. 受験日の変更は可能ですか?
A. 試験開始予定時刻の24時間前までであれば、試験予約のキャンセルまたは日程の変更をすることができます。24時間以内になるとキャンセルまたは変更を受け付けられなくなりますので、ご注意ください。手続きは、The Linux Foundationのマイポータルから行えます。
Q. 3. 予約した試験を受験できなかったが、払い戻しは可能ですか?また、再受験は可能ですか?
A. 試験を受けなかった場合であっても、受験クーポンの払い戻しはできません。また、受験していないことになるので、受験をして不合格になったときに得られる無料の再受験の資格も得ることができませんのでご注意ください。
Q. 4. 不合格の場合の「無料での再受験可能」とはどういう意味ですか?
A. 受験して不合格になった場合、無料にてもう1回受験することができます(1回の試験購入につき1回再受験可能)。再受験の日程は、最初に受験登録を行った日から12ヶ月以内に設定する必要があります。

認定について

Q. 1. 受験結果はどのように確認できますか?
A. 24時間以内にLF IDの作成を申し込んだときに登録したメールアドレス宛に送られます。後日、LPI-Japanの受験者マイページにも受験結果が反映されます。
Q. 2. リスコアとはなんですか?
A. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JPの受験後48時間以内であれば、再度の採点を依頼することができます。費用は75USドルで、クレジットカードでの支払いとなります。詳細は受験者ハンドブック(Candidate Handbook )をご覧ください。
なお、多肢選択式試験であるKCNAはリスコアの仕組みはありません。
Q. 3. 合格証はありますか?
A. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP試験は、The Linux FoundationのマイポータルからPDFファイルをダウンロードすることができます。また、デジタルバッジも確認することができます。
Q. 4. 紙の合格証は発行されますか?
A. 発行されません。
Q. 5. 第三者に認定の取得を証明するツールはありますか?
A. あります。こちらのページをご覧ください。

トレーニング教材について

Q. 1. トレーニング教材とはどういうものですか?
A. インターネットを介して自己学習型として提供される、CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP試験ならびにKCNA試験の受験準備に最適な教材です。
Q. 2. Kubernetes基礎(LFS258-JP)とはどういうトレーニング教材ですか?
A. The Linux Foundationが開発したCKA-JP試験の受験準備に最適なトレーニング教材です。内容は全て日本語に対応しています。詳細はこちらをご覧ください。
Q. 3. Kubernetes for Developers(LFD259)とはどういうトレーニング教材ですか?
A. The Linux Foundationが開発したCKAD-JP試験の受験準備に最適なトレーニング教材です。内容は全て英語となっており、日本語版はご用意していません。詳細はこちらをご覧ください。
Q. 4. Kubernetes Security Essentials(LFS260)とはどういうトレーニング教材ですか?
A. The The Linux Foundationが開発した、CKS-JP試験の受験準備に最適なトレーニング教材です。内容は全て英語となっており、日本語版はご用意しておりません。詳細はこちらをご覧ください。
Q. 5. Kubernetesとクラウドネイティブ基礎(LFS250-JP)とはどういうトレーニング教材ですか?
A. The Linux Foundationが開発した、KCNA試験の受験準備に最適なトレーニング教材です。内容は全て日本語に対応しています。詳細はこちらをご覧ください。
Q. 6. トレーニング教材を受講するために事前に必要なスキルや環境はありますか?
A. 以下のスキルや実習環境を前提としています。
【スキル】
・Linuxに関する十分な理解(LinuCで学習することを推奨します。)

【演習環境】
トレーニング教材で学習するためには、以下いずれかの演習環境を準備していただく必要があります。
・Google Cloud
・Amazon Web Service (AWS)
・KVM、 VirtualBox もしくは VMWare のような仮想マシン
・ベアメタルノードをインターネット経由でアクセスして使用
※演習問題は Google Compute Engine(GCE) の Ubuntu 上で実行されています。
※Google CloudやAWSのようなクラウドプロバイダでは、無料利用枠を超過すると料金が発生する場合がありますのでご注意ください。
Q. 7. トレーニング教材にはどういうものが含まれますか?
A. CKA-JP/CKAD-JP/CKS-JP試験向けのトレーニング教材には、ビデオとテキストから構成される35時間相当の学習教材と演習問題、オンラインメモ帳などが含まれます。
KCNA試験向けのトレーニング教材には、8〜10時間のコース資料やビデオコンテンツなどが含まれます。
Q. 8. トレーニング教材を購入するにはどうしたら良いですか?
A. LPI-Japanが提供する購入サイトから購入することができます。支払いにはクレジットカードとコンビニ払いを利用することができます。
Q. 9. トレーニング教材は、一度購入したらずっと使えますか?
A. トレーニング教材は利用登録後、12ヶ月間の期間限定でご利用いただけるものです。継続して利用したい場合は、再度ご購入いただく必要があります。

The Linux Foundationについて

Q. 1. The Linux Foundationとはどういう団体ですか?
A. The Linux Foundationはオープンソースプロジェクトにサステナブルなエコシステムを構築し、技術開発と業界採用を促進する活動を行う団体です。詳しくはThe Linux Foundationのホームページをご覧ください。
Q. 2. The Linux FoundationとLPI-Japanはどういう関係ですか?
A. LPI-Japanは、The Linux Foundationにおける初めての「Authorized Certification Partner」として、The Linux Foundationが開発をした試験ならびにeラーニング教材の販売を行っています。