LPI-Japanは、活躍できるエンジニアになるためには個別の技術の使い方などをいきなり学習するより先に、ITで何ができるのかを知った上でコンピューターシステムの仕組みを理解し、その上でさまざまな場面で応用のきく本質的な技術力を習得していくことを推奨しています。
そこでその学習のステップを具体的に示している、IT基礎技術力を習得するための考え方とITベーシックの位置付けをご紹介します。
コンピューターサイエンスとは、コンピューターやプログラムがどのように動作するのかといったことを学び、ITの概念を理解することができます。ITベーシック学習教材ではまずITで何ができるかを知るところから始め、コンピューターの仕組みなどコンピューターサイエンスの基礎を学ぶことができます。
コンピューターシステムを理解することで、コンピューターがどのように動くのかを知ることができます。そのコンピューターの内側を知るための教材では、オープンソースとしてソースコードの全てが公開されている「Linux」を使うのが最適です。またクラウドが前提となった今の時代においては、Linuxは必須の技術でもあります。Linux技術者認定「LinuC(リナック)」の認定取得を通じて、コンピューターの仕組みを理解し応用できるだけでなくシステム開発に必要な技術を網羅的に習得することができます。
目指すエンジニア像に向けて、それぞれに必要とされる技術の習得ができる認定を紹介しています。Linuxシステムの専門的な知識であればLinuCレベル3、仮想化・コンテナ領域であればOPCELやCKA/CKS、アプリケーションエンジニアであればHTML5(HTML、JavaScript、CSS)やCKADなどです。
Linux技術の習得に加え、システム開発に必要となる仮想化技術/ネットワーク/セキュリティの基礎についても習得ができます。
HTML / JavaScript / CSSといったWEBサイト・WEBアプリを開発する上で必須の技術を習得することができます。
エンタープライズ領域での利用が拡大している「PostgreSQL」の運用管理から開発・トラブルシューティングまでのスキルを習得することができます。
クラウド環境の基盤技術である「OpenStack」について一般的な知識を有し、運用管理を行うために必要なスキルを習得することができます。
「Kubernetes」というコンテナの運用管理と自動化を目的としたオープンソースシステムでクラウドネイティブアプリケーションの実行環境のデファクト。
LPI-JapanはITベーシック学習教材のほかに、様々な学習教材を提供しています。ぜひご利用ください。
基本的なコマンド、正規表現、シェルスクリプト、ファイル管理など、Linuxの基礎知識を体系立てて学べるように構成されていて、初心者の方が基礎からLinuxを学ぶために最適な内容。PDF/ePub形式は無料でダウンロードすることができます。
この教科書では、Linuxサーバーを構築するために必要となる知識をサーバー構築の実習を通しながら身につけることができます。構築したサーバーで実際にWebアクセスをしたりメールを送受信したりすることで、サーバーの動作原理を理解することができます。PDF/ePub形式は無料でダウンロードすることができます。
この教科書はデータベースの経験のない初心者を対象に、PostgreSQLを体系立てて習得することを目的としています。SQL言語を使ったデータベースの操作、作成、管理について、実習を交えながら学習をすることができます。PDF/ePub形式は無料でダウンロードすることができます。
LinuxやPostgreSQLの学習は、書籍を読むといったインプットだけでなく実際に手を動かすアウトプットと組み合わせることで学習効果を高めることができます。そこでLPI-Japanは、「不要なパソコンの利用」「SSDの外付け」「VirtualBoxの利用」「WSL2(Windows10以降)」という手元にLinuxの環境を構築するための4つの方法をまとめたガイド(PDF形式)を用意しました。無料でダウンロード可能です。