株式会社カサレアル
名称 | 株式会社カサレアル | ![]() |
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本社住所 | 東京都港区三田3-11-24 国際興業三田第2ビル | |
電話番号 | 03-4405-7865 | |
FAX番号 | 03-6436-3565 | |
URL | https://www.casareal.co.jp/![]() |
InterviewLinux/OSSへの取組みについて
御社の事業内容を教えてください。
技術教育サービス
【より実践的な技術教育サービスを提供】
昨今、Web開発のインフラ技術がJava/PHPに移ってきており開発需要が高まっています。にもかかわらず日本では、講義や理論を中心とした教育プログラムが多く行われているために、実際のWeb開発現場に適したものが少なく、そのため実務に対応出来る高いスキルを持った技術者が不足しています。
カサレアルでは開発に従事している講師による実践を重視したカリキュラムにより、実際のWeb開発現場にすぐに適用できるような高いスキルを擁する人材教育を目指しています。
IT技術の進化によりエンジニアの皆さんの学ぶ範囲はますます広がっています。
多忙な業務をこなしながら新たな情報をインプットし、次のプロジェクトに備える。そんなエンジニアのお話しを聞くと頭が下がるばかりです。
カサレアルの提供する各コースの根底には「そんなエンジニアの負担を少しでも減らしたい」という想いが隠れています。
カサレアルはJavaの黎明期から研修提供を開始し20年になります。
20年前、Javaの開発会社だったカサレアルが、パートナーエンジニアを選定する際に「しっかり育成されているJavaエンジニアが少ない」ことに危惧を覚えたことが研修提供開始のきっかけとなりました。
それ以来、『開発現場で活かせる実践的な研修』の提供を心がけています。
今では心がけはそのままに、コース数も拡大し続け、サーバーサイド、クライアントサイド、モバイルアプリ、クラウドネイティブなど50コース以上のオリジナルコンテンツをご用意しております。
御社のビジネスにおけるKubernetes/オープンソースソフトウェアの役割、位置づけなどを教えてください。
デジタルトランスフォーメーション (DX) 時代に対応した技術研修の提供に注力しており、2019年よりDockerならびにKubernetes研修を提供し、新しい技術にチャレンジする企業を支援しています。学習ハードルが高いと言われる「Kubernetes」について、カサレアルの研修で概要をつかみ、CKA試験、CKAD試験を目指すことにより、クラウドネイティブ技術者の育成を共に推進します。
カサレアルでは時代の変遷に合わせ、研修を開発してきました。一部ベンダーの認定研修の提供も行っていますが、メインではオープンソースソフトウェアの研修を開発しています。研修のプロである私たちの言葉で「わかりやすく」「実践で活かしやすく」技術を伝えることを目指しています。近年ではデジタルトランスフォーメーション (DX) 時代に対応した技術研修の提供に注力し、2019年よりDockerならびにKubernetes研修提供を開始しました。その後2020年からはクラウドネイティブ/DevOpsに着目した「クラウドネイティブ道場」という新たな研修パッケージを提供しています。
御社ビジネスでのKubernetes管理者認定試験(CKA試験 ) 、Kubernetesアプリケーション開発者認定試験(CKAD試験)の活用状況及び今後の展開などを教えてください。
Kubernetesの研修はCKAD試験を合格した講師が担当しており、実践に役立つ有益な試験と認識しております。
数多くの研修を提供している中で、よく伺うお悩みは、「実務で活用する機会がないと技術が身につかない」ということです。Kubernetesに関してはLPI-Japanさんが提供されている認定試験があります。研修と認定試験を実務開始までのマイルストーンとしてうまく活用していただけるよう、情報発信を続けてまいります。
資格取得のための教育プログラムや、認定者への優遇策(受験費用負担、技能手当等)がありましたら教えてください。その他、社内での勉強会や技術者間の交流(取得者による取得予定者に対する指導など)等あるようでしたら教えてください。
カサレアルは資格取得の推進として、合格者へ受験費用負担をしております。社内勉強会は定期的に決まったものはありませんが、事業として教育部門を保有しておりますので、開発部門の技術者が教育部門の提供する研修を適宜受講し技術交流をしております。
今後LPI-Japanに期待することを教えてください。
クラウド化が進むなかで今後ますますKubernetesの活用が拡がってくると予想されます。一方でまだKubernetesの導入を検討していない企業さんへは引き続き啓蒙活動が必要となります。カサレアルの研修コンテンツをLPI-Japanさんと連携させ、より多くの方に情報発信ができればと考えております!これからもどうぞよろしくお願いします。