米国カリフォルニア州サクラメント発、2009年4月1日(現地時間):
世界最大規模のLinux技術者認定試験を運営する組織である Linux Professional Institute(LPI Inc.、http://www.lpi.org) は、LPIC-1とLPIC-2の認定プログラムの新バージョンをリリースすることを発表しました。これらの新しい試験は、世界各地のプロメトリックと VUEのテストセンターにて、英語版、ドイツ語版、日本語版を受験することができます。中国語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語版のLPIC-1試験は、LPI Master Affiliatesが実施するイベントやトレーニングパートナーのペーパーテストで受験できる予定です。
「今年は Linux Professional Instituteの10周年であり、これらの試験改訂は私たちが業界に継続的に責任を果たしてきたことを示す優れた例です。この改訂作業で、我々は、企業、IT技術者、オープンソースコミュニティと幅広く率直な協議を行い、プログラムの試験内容について、最適な策定をいたしました。さらに、Linuxの専門家にとって、今後も必要なスキルとなるミッションクリティカルのテクノロジの進化しつつある分野と確立済みの分野の両方に重点を置きました。」と LPIの社長兼CEOであるJim Laceyは述べています。
また、この協議において、特にLPIC-1が、世界各地で「エントリーレベル」Linux認定の基準になっており、パワーユーザー、ヘルプデスク、サポートスタッフ、開発者、システム設計者、ネットワーク管理者といったオープンソース分野における広範囲のIT技術者を採用する際の前提条件として認識されてきていることについてもJim Laceyは指摘しています。
試験開発ディレクターであり、今回の改訂の責任者であるG.Matthew Riceは、世界各地の数多くのIT技術者がボランティアとして試験開発プロセスに参加し、新しい業務分析、主題の改訂、新しい試験アイテムの作成に貢献してくれたことに感謝の意を表しています。「この世界的な協力は、我々の試験が英語圏以外の試験対象者にさらに影響を与えており、ローカライゼーション、国際化、アクセシビリティ関連の設問の量を増やすことを意味しています。プログラムの開始時から含まれている設問は、私たちの10周年において特別な意義を示しています。」とMatthew Riceは付け足しています。
試験の主な変更には次のものがあります。
LPICプログラムの詳細情報については次を参照してください。
http://www.lpi.org/eng/certification/the_lpic_program
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