Linux技術者認定機関である 特定非営利活動法人(NPO)LPI-Japan(エルピーアイジャパン、理事長:成井 弦)は、全世界におけるLinux技術者認定試験(LPIC)の受験者総数が延べ15万人を達成したと発表しました。合わせて日本国内では受験者総数が延べ8万人を達成しました。
このたび、2007年8月に、全世界の受験者総数が2000年1月の英語の試験開始以来、約7年半で延べ15万人の実績を達成しました。受験者の推移は、試験開始以来5年間で2005年1月に7万5千人を達成しましたが、その後は約半分の短期間で、15万人へと倍増しました。
LPIは、Linuxの専門知識のレベルを認定するために、標準化されたプログラムを世界中130カ国で実施しており、ベンダーに中立な世界共通基準による認定をおこなう世界最大規模の実績を持つLinux試験へ発展しています。
そして受験者数拡大の実績と、その技術認定レベルは高く評価されており、Linuxの市場での普及にともない、受験者もさらに拡大しています。
合わせて日本国内においては、2007年8月末に、国内の受験者総数が2000年10月の日本語試験開始以来、7年弱で延べ8万人の実績を達成しました。
受験者の推移としては、2003年8月末に1万人を達成し、その後2004年12月末に3万人、2005年12月末には5万人を達成し、2007年1月末には7万人と順調に増加して、今回の結果となりました。この数年は年間約2万人のペースで堅調に受験者が推移しており、月間受験者数としては平均約2千人前後の規模で実施されています。この日本の実績は、世界的全体の半数を占めており、国別では最大の実績となるものです。
なお、現在LPIC認定試験は、レベル1、レベル2、レベル3の3段階を実施しています。LPIC認定者の総数は、レベル1では2万2千人、レベル2では約5千人を上回り、合計で約2万7千人を越えています。
また、最上位レベルのLPICレベル3試験を2007年1月に開始しましたが、レベル3の認定者においても、日本が実績を高めており、今後も日本が世界的にLPICの実績をさらにリードしていく見込みです。
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