HOMELPICについて知ろう!合格者の声 池上慎也さん

合格者の声

池上さんは今年立て続けにLPICレベル3に合格しました。これまでを振り返ると、2005年にLPICレベル1、2007年にLPICレベル2、そして 2009年3月にはLPICレベル3 301 Core、5月にはLPICレベル3 302 Mixed Environmentに合格しています。LPIC合格者では間違いなくトップレベルです。

LPICレベル3合格者の池上慎也さん(株式会社インテリジェンス)

池上慎也さん
池上慎也さん

「LPICレベル3まで合格できたことは自分への自信につながり、周囲からの評価も高まりました。」

現在の業務を教えてください

「私はインテリジェンスの正社員ですが、現在は大手PCメーカーに業務委託という形で出向しています。業務内容はEnterprise版Linuxサーバのサポートです。サポート範囲は構築前の細かな設定の問い合わせから本番稼働中のサーバートラブルシューティングまで、とても広いです。特にトラブルシューティングですと単に技術力だけではなく、判断力や交渉力などさまざまな能力を必要とします。難しいですが、やりがいがあります。

LPICを受験したきっかけは?

最初にLPICレベル1を受験した2005年ごろ仕事はWindowsがメインでしたが、世間で「これからLinuxが来るぞ」という声を聞くようになり、 Linuxを勉強し始めました。それまでWindows系はMCPにも合格して自信があったので、Linuxも同様にLPICで自信を持てるようになりたいと考えました。とはいえLinuxは未経験でしたので雑誌やネットで情報を収集し、自宅のパソコンにVineやTurboLinuxなどをインストールして勉強しました。

未経験でLPICレベル1は難しかったですか?

コマンドラインなど未体験の操作や覚える事柄が多く、当初は苦労しました。当時は雑誌付録のポスターでファイルの一覧があり、壁に貼って覚えました。LPICレベル1に合格して基礎や概念が把握できた気がします。しかしようやくオペレーションができるようになった段階だったと思います。

この後に現在の業務に就いたそうですね。

それまでの仕事が一段落つき、次の職場を選ぶ時が分かれ目でした。従来通りのWindowsと新境地となるLinux、2つの選択肢がありました。業務ではLinuxは初体験となりますが、新しいことにチャレンジしないと成長しないと考えてLinuxを選びました。それが現在の職場です。実際に業務を開始する前までに勉強を重ね、着任前にLPICレベル2に合格しました。

LPICレベル3に挑戦しようとした理由を教えてください。

現在の職場になってからは実務でLinuxを学ぶようになりました。この2年でかなりLinuxには詳しくなれたと思っています。最近になりLPICレベル3が登場したというので、業務に役立つスキルアップだけではなくクライアントへのアピールにも役立つと思いチャレンジすることにしました。勉強は基本的には教本を中心にしながら、実機で手を動かしながら覚えていきました。

LPICの受験対策で学んだことはLinux技術者として役に立ちましたか?

合格後にお客様からの問い合わせがあると、たまに「そういえばこれは教本の○○ページで見た」と思い出すことがあります。受験対策で学んだことは業務に役立っているということですね。今でも自席に教本を並べ、たまに読み返しています。業務だけで学ぼうとすると必要なことだけを覚えることになりますが、受験対策で勉強すると一通り学ぶことができていいと思います。

池上慎也さん
池上慎也さん

LPICを取得して得たメリットとは?

クライアントにアピールできることが大きいと思います。資格という客観的な評価は、特に新しい職場に着任する前に有利です。私のスキルを把握してもらえますから。

実際の業務に与えた影響はさほど大きくないと感じていますが、LPICレベル3まで合格できたことは自分への自信につながりましたし、「頑張っているね」という周囲からの評価も励みになっています。あと職場では私がLPICに合格したことで後に続こうとする人もいて、周囲にも好影響を与えたようです。

最近のLinux動向について、どうお考えですか?

Ubuntuはじめコンシューマ向けのLinuxも登場するようになり、OSとしてはWindowsとの差が縮まっていると感じます。もはやLinuxはサーバーなど限られた用途のものではなくなるでしょう。またLinuxですと安価に導入できますので、今後ますます普及していくと思います。

ただ急速に広まっているせいか、「にわかLinux担当者」が増えているように思います。現在サポート業務をしていると、全くLinux経験のない人からの問い合わせが増えているのがよく分かります。Linuxのすそ野は広がっていますが、まだ人材育成が追いついていないのが実情だと思います。

今後エンジニアとして目指す方向は?

WindowsからLinuxへ手を広げましたが、今後はさらにUnix、ネットワーク、ハードからソフトまで、ITのインフラ周りはすべて自分でできるようにしたいです。広く浅くではなく、広く深く。やれることがあれば何でもチャレンジしていきたいです。

それからエンジニアの価値を向上させていければと思っています。プロジェクトでは上流に携わる人や特別な肩書きを持つ人が「偉い」と見なされ、エンジニアがいるような泥臭い現場からは「早く卒業したい」という雰囲気があることに懸念を感じています。さまざまな立場がありますが、単に役割が違うだけに過ぎません。

現場はITを直接支える場であり、面白い仕事です。そうした現場のエンジニアが評価され、現場のエンジニアでいたい、居続けたいと思えるような環境になっていけばいいなと願っています。

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