HOMELPICについて知ろう!合格者の声 小田俊吾さん

合格者の声

今回のインタビューでは、「LPI-303 Security」試験に日本人として3番目に合格し、先日行われた「メールマガジン100回記念試験例題作成キャンペーン」でも見事最優秀作を作成された、株式会社ピートゥピーエー IT戦略グループ 小田 俊吾さんにお話を伺いました。

LPIC-3 Specialty LPI-303 Security認定者の小田俊吾さん(株式会社ピートゥピーエー)

小田俊吾さん
小田俊吾さん

LPICは自分のスキルの到達度を図るために最適な試験です

現在、どのようなお仕事をされているのですか?

株式会社ピートゥピーエーは音声認識技術や自然会話エージェント等の開発を行っています。たとえば、ある自動車会社さんのホームページ上にもその技術を採用していただいています。
私の所属しているIT戦略グループは、いわゆる情報システム部に当たる部門です。LinuxサーバーやWindowsクライアントの管理を行ったり、もちろんシステムのセキュリティ対策も業務の一つです。
実務は2名で担当していますが、もう一人はWebサーバー等の情報系システムが主な担当なので、私がファイルサーバーやクライアントを担当しています。技術開発の会社ということもあり、サーバーは50台ぐらい稼働しています。

お仕事でのLinuxとの関わりについて教えてください。

入社して5年ぐらい立ちますが、その当時からサーバーは基本的にLinuxを使っていました。ディストリビューションもそれぞれ色々なものを使用していますし、最近はUbuntuなどのデスクトップクライアントも導入しています。
それまでは独学でLinuxを触っていた程度ですが、入社後に基幹のファイルサーバーを更新し、また認証サーバをNISベースのものからLDAPベースのものに入れ替えを行ったりしたのが大き目の仕事でしょうか。
会社全体が技術志向が強いので、全部自分たちでやるのが流儀という感じです。このサーバーは、昨年2回目の入れ替えを行い、もう4年ほど運用しています。それまではslurpdで複製していたのですが、うまく複製されないことが多く、運用でカバーしていたようなところがありました。Windows Vistaに対応出来ていないところもあったので、思い切ってLDAP Syncに切り替えました。

お仕事の上での苦労はありましたか?

構築・運用・保守、セキュリティ対策と、ひとりで行うことが多岐にわたるので、最初は自分自身、何から手をつけるべきかわからない、というところからのスタートでしたので、かなり周りに助けてもらうことが多かったように思います。現場のユーザーさんにヒアリングをして、何をすればいいのかを明確にして、少しずつ構築していきました。
業務としてはとても大変でしたが、楽しかったですね。

LPICへの取り組みはどのようにされたのですか?

もともと、セキュリティもやっていたところに303試験が出来て、βテスト受験者を募集しているということだったので興味を持ったのですが、要件がLPICレベル2保持者で諦めました。それまでLPICはまったく受験していませんでした。
ただ、セキュリティも業務であれこれやってきましたし、301試験、302試験もちょうど自分がやってきた職務の内容に合っていたので、頑張って取得しようと思い、2008年12月にまずLPICレベル1を取得しました。
LPICレベル1、LPICレベル2の試験は、特別な試験対策はせず、認定教科書をざっと確認程度に見た程度です。
303試験は情報が少なかったこともあって、1回落ちてしまいましたが、2回目の挑戦で晴れて合格し、認定を取得しました!

303試験を受験してみての感想は?

自分のレベルというものはなかなか測り難いものですが、客観的な到達度を確認できたのがメリットだと思います。セキュリティについては特にそう思います。
303試験の試験範囲の内容は、4割、5割は触ったことがある内容でした。PAMやSSHなど日常的に使ってるところは再確認する程度で、特別苦労はありませんでした。
ほかの範囲でも使ったことがなくても、どのような分野で使うものか分かっていれば、設定ファイルの場所、オプションの確認方法などは、ある程度想像・推測で分かります。
これまでのmanで使用方法を確認するといった基本に立ち返り、使用経験のないものも充分確認するようにしました。LPICレベル1、2、3を受けてきて、基本ができていれば、難しくないと思います。
単純知識問題なら暗記すればいいのですが、結果から原因を導き出すような問題は、実践していないと難しいかと思います。

小田俊吾さん
小田俊吾さん

学習の上での苦労話などありますか?

SELinuxはやりたいと思っていたところで、受験をきっかけに勉強してみたのですが、書籍は情報が少し古かったので、読んだだけでは駄目で、実践的にやっていないと大変だと感じました。
勉強法は基本的に書籍中心で、LPIのWebサイトにある試験範囲を大きく印刷して、ノート代わりに使っていました。出題範囲に関わる設定ファイルとか、ポート番号とか、余白にどんどんと書き出していきます。この紙は3回ほど書き換えました。書いて覚えるという感じですね。書いたものは、電車の中で見たり、休憩時間に見たりして確認し、覚えていきます。
特に自分のやったことのない分野は、繰り返し見ることでしっかりと身につけるのが重要だと思います。

LPICの認定を受けて、何か変わりましたか?

LPICの認定を受けて、自分のスキルに自信がつきました。独学や業務だけでは、自分のスキルの到達度は自分自身ではよく分からないので、あなたはここまで到達しましたよ、という風に言ってもらえるのがいいですね。
仕事を振り返ると、最初は聞いて廻る立場でしたが、最近ではトラブルが起きると、まず声をかけてもらえるようになりましたし、色々と対応して解決するととても感謝されます。やっぱり感謝されるとモチベーションが上がりますし、いい循環になったと思います。

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