HOMELPICについて知ろう!合格者の声 吉田陽子さんと渡邊誠さん

合格者の声

今回のインタビューでは、全社を挙げたLPIC取得の取り組みの中で、見事LPICレベル3に合格した、株式会社アルク システム統括部 エンジニア 吉田 陽子さんと、第2システム部2課 課長の渡邊 誠さんにお話をお伺いしました。

LPICレベル3合格者の吉田陽子さんと渡邊誠さん株式会社アルク

「LPIC-3取得者が社内の技術者のレベルアップに貢献しています」

御社の業務について教えてください。

吉田陽子さん(左)と渡邊誠さん(右)
吉田陽子さん(左)と渡邊誠さん(右)

(渡邊さん)現在、全社員で83名おりますが、9割方が技術者で、通信系の業務を得意としております。システムのコンサルティングや開発だけでなく、自社プロダクトの企画開発も行っております。
技術者にUNIX経験者が多く、Linuxはサーバとしての活用はもちろん、組み込み系の業務にも採用しています。また、様々なアプリケーションのプラットホームとして利用したり、監視系のソリューションを構築するのにもLinuxを利用しています。

全社でLPIC取得に取り組まれている意図はどこにあるのでしょうか?

(渡邊さん)UNIX経験者が多く、技術的な基盤はあったのですが、Linuxのソースコードを見たり、オープンソースソフトウェアについて深く知っている技術者ばかりではありませんでした。 そこで、業務としてLinuxをより活用していくために、LPICの取得活動を通じて、Linuxに習熟していこう、というのが狙いです。

吉田さんは、Linuxは元々詳しかったのですか?

(吉田さん)元々、Linux上で動作するアプリケーションの開発はしていたのですが、Linuxを使ったサーバーなど、システム構築の経験はありませんでした。
そんな中で業務としてLinuxをインストールして、システム構築をしなくてはならなくなりました。最低限のコマンドは知っていましたが、初めてのことで色々とつまづいて四苦八苦しながら構築をしました。とりあえず、構築ガイドの本を買ってきて、全ページを読んだり、最初は本当に大変でしたね。
たとえば、エラーが出ても、何が起きてるのか分からない。必要なログを探したりするのも大変でした。それでも、インターネットでエラーメッセージを調べて試行錯誤したり、書籍やMANに当たってみたり。
そんな時、社内で掲示板のシステムを作ってもらって、そこで質問をしたりして、社内のLinuxに詳しい人に助けてもらったりしました。

その時はどのような環境で学習していたのですか?

(吉田さん)サーバー2台と、クライアント複数のシステムだったのですが、VMwareを使って複数の仮想マシンを用意して検証したりしていました。

LPICの受験に向けてどのような学習をしましたか?

吉田陽子さん
吉田陽子さん

(吉田さん)最初の仕事が落ち着いてから、試験勉強に着手しました。やはり、一度業務で実践していたこともあって、その経験が役に立ちました。一方で、分かったつもりでいたコマンドやオプションにも色々と新しい発見がありました。
苦手な部分は、X Window Systemですね。困ることなく使えていたので。困って調べた部分というのは、その後でも忘れないですね。
Apacheなども苦労しました。起動しても、エラーが出てサービスが立ち上がらないということがありました。その時にも、設定ファイルが確かこの辺にあるとか、ログファイルはこの辺りだとか。そうやって身につけた知識は、その他のサービスを利用する際にも応用が利く知識だと思います。
LPICレベル1は勉強しやすかったですし、その後のLPICレベル2もより実践に近い内容だったので、自分としては楽だったように感じました。

LPICレベル3を受験しようと思った理由はどのあたりにありますか?

(吉田さん)LPICレベル2を取得して、まだその知識が残っているうちに、と思って、LPICレベル3も取得しようと思いました。短期集中が自分には合っているように思います。あと、今年の3月ぐらいから、社内でLPICレベル3取得者が出たので、それに続けという感じもありました。
試験範囲になっているLDAPやSambaについての情報は、書籍ではなく意外とインターネットを使って情報を収集しました。あと、社内で業務とは別に、製品の企画チームを編成し、Linuxを勉強をしながらプロダクトを作っていくという取り組みがあります。私の担当が認証基盤チームとなっていて、OpenLDAPを使って認証情報を入れていき、Webアプリケーションの認証に利用するという仕組みを作っていたので、LDAPについては実践的に勉強ができました。
302試験についても、LDAPとSambaとの連動を意識しながら学習しました。企画の中で、構築した認証基盤を社内のファイルサーバーに繋げてサービスを提供する、という取り組みがあるので、そのための勉強という面もあります。
今後は、セキュリティをやっていきたいので、303試験にもチャレンジしたいと思っています。

今後の会社としての方向性をお聞かせください

吉田陽子さん(左)と渡邊誠さん(右)

(渡邊さん)製品開発により力を入れていくと共に、技術者各人のレベルを高めていくことが必要だと考えています。そういう意味では、社内のLPICレベル3取得者が、一つの目標として、下の人を引っ張っていって欲しいと思っています。
また、LPICを取得することで、お客様に対して「安心感」を提供する事ができます。
全社としては、各人のスキルを上げていくことで、製品の開発や、実際のビジネスに繋げていく事を意識しています。また、LinuxやOSSの勉強をしているうちに、企画のアイデアが生まれてくると思っています。何かアイデアが出たとしても、技術的に知っていないと、いざという時に動けないでしょう。
Windowsなど色々なOSがあり、お客様によってはLinuxなどとの混在環境を構築したいということもあります。そのようなニーズに対応できないとビジネスとしては困ります。そういう意味で、302試験はニーズに合っています。
今後、更にセキュリティが重要になります。Linuxだけでなく、その他のOSを絡めての技術にも力を入れていこうと考えています。

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